人気ブログランキング | 話題のタグを見る

RSYN BLOG

kangrong.exblog.jp
ブログトップ

ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修

リオデジャネイロは日本からの直行便は無い。
従い、NY経由で行くことにした。

<4月6日(金)~7日(土)@NY>
NYはとても寒い。0度前後ではなかろうか。コートを持ってきておいて良かった。
もう既にリオで捨ててしまったが、荷物かと思ったけど持ってきておいてよかった。

NYに初めて来たが、その感想を記しておきたい。

「おしゃれ」

月並みだが、エンパイアステートビルやプラザホテルを始め、とてもおしゃれな街だ。ブロードウェイのごみごみした雰囲気から、ウォール街のビジネスの雰囲気、伝統あるホテルや美術館といった芸術的な建物、マンハッタンの真ん中にはセントラルパークといろんなものが雑多に混ざり合っているが、それでも何故か格好良さ、調和を感じさせてくれる街だった。東京、ロンドン、シンガポールには無いその独特な雰囲気は何処から来るのだろう。。。

その理由を考えてみた。

・高い
とにかく建物が高い。地震が無いからだろう。高くてもそのてっぺんには崇高な彫刻がほどこされ、高いところから高いビルの景色を見て、そのデザインを楽しむのも良い。あと物価も言わずもがな、高い。

・碁盤の目
「ツーブロック先の交差点を左」とか、とにかく通りには番号がふられ、街全体が碁盤の目のようになっている。80番台くらいまであったっけな。有名なのは5番街。昔英語の教科書や映画で「55番ストリート」とか番号が何なのか訳が分からなかったが、何となく分かった。日本で碁盤の目のようになった街はどこだろうか、札幌くらいだろうか?

・看板が無い
日本や中国には高層ビルに名前が書かれているが、NYの高層ビルには名前が書かれていない。景観を重視しているからなのだろうか。

・高速道路が無い
東京にはところ狭しと高速道路が張り巡らされているが、NYには無い。地下鉄、私鉄、JRもあって、高速道路もある日本の交通網はすごいなあと感じさせられる反面、日本は景観よりも実益重視か?と感じさせられた。


ニューヨークは下記のところに行った。各々Short Commentを付しておきたい。
①メトロポリタン美術館
モディリアーニ、ピカソからエジプト美術、ギリシャ彫刻まで、パリのルーブルを思わせるような巨大な美術館。3時間くらいしかいなかったが、次来た時はじっくりと見たい。じっくり見れば1日以上は掛かってしまうが。
ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修_c0037197_23334539.jpg

②自然史博物館
お薦めの博物館。メトロポリタンの次に行けるとなめてはいなかったが、挑戦してみた。その規模、収集力には感服した。特に圧巻は恐竜。人生に一度は見るべき、USAの誇る一大自然史博物館だった。あー、子供に見せてあげたい。きっと喜ぶだろうな。
ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修_c0037197_2334550.jpg

③タイムズスクエア、ブロードウェイ
兎に角ど派手なアメリカを知れる場所。ミュージカルを今度来たときは見てみたい。
ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修_c0037197_23342131.jpg

④グラウンドゼロ
今はこんな状況。タクシーで素通りしただけだけど、崩壊当時の記憶、自分はその時何をしていて、何処でその映像を見ていたのか、よみがえってきた。ここにビルがあったなんて俄信じられなかった。
ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修_c0037197_23343964.jpg

⑤自由の女神が見えるバッテリーパーク
時間が押し迫っていたので自由の女神までは船で行けなかったが、遠くからそれを眺めることが出来た。マンハッタンからこんなに遠いのね、っというのが印象に残っている。
ニューヨーク 4月6日(金)~7日(土) @ブラジル研修_c0037197_2336195.jpg

# by kang.rong | 2007-04-18 11:44

ブラジル研修開始 4月6日(金)~ その決意

4月6日(金)に日本を発った。
新たな環境が始まった。

ブラジルは行ったことの無かった地。とても楽しみだった。
家族に2ヶ月半会えないことはとても心残りだが、仕事と家庭の両立を図っていくには
これも又一つのステップであり、自分の人生を豊かにする一つのPhaseであると思う。
何事も前向きに捉え、各々のPhaseにおいてベストを尽くすことを心掛けたい。
又、長期的な視点を常に持ちながら、各々のPhaseを次のステップの糧にしたい。


ブラジル研修の目的、課題を此処で自分に言い聞かせたい。

①ブラジル企業をとことん知り尽くすこと
研修所はグローバル企業で資源メジャー。資源戦略、組織構成、M&A戦略を知りながら、
現地のOperationに深く触れてみたい。

②ブラジルを知ること
企業だけでなく、ブラジルの文化、風習、人ととことん付き合い、理解したい。
地球の裏側の人間はどういう考え方を持っているのか、世界中を歩き回り
体感出来ることはこの会社を選んだ理由の一つ。今回はブラジルだが、
その考えをとことん吸収したい。それをブログで極力形式知に変換することも
このブログの目的でもある。

③英語で深い議論が出来ること
今回の研修で中国語だけでなく、英語もマスターし、今までの生活レベルの英語から
ビジネスレベルに引き上げたい。帰国後はフランス人、カナダ人、ブラジル人との交渉が
待っており、この機会を利用してとことん英語のどっぷりはまりたい。

④資源ビジネスについて深い考察を行うこと
中国、インドを始め、資源の奪い合いが既に始まっており、資源を持っていない日本が
今後いかに資源を確保していけばいいのか、当社はその流れの中で如何なる戦略を
たてていくべきなのか、深く考えたい。


以上が研修を始めるにあたっての決意。
健康に配慮しながら頑張ろう。

ピカソ 「The Dreamer」 @メトロポリタン美術館 NY
ブラジル研修開始 4月6日(金)~ その決意_c0037197_2337489.jpg

# by kang.rong | 2007-04-15 00:51

宮崎県 日向市

宮崎県日向市を訪れた。

宮崎空港に着くと先ず目につくのがプロ野球グッズ売場。原監督の幼い頃からの写真や王さんの写真、ヤクルト青木選手のスパイクなどが展示されている。

宮崎県はプロ野球キャンプのメッカ。巨人を始め、西武、ヤクルト、ソフトバンク、広島等がキャンプを張っている。野球のみでなく、サッカーではガンバ大阪、横浜FC、川崎フロンターレ等々様々なスポーツのキャンプ地となっている。

何故ここにこれだけのチームがキャンプを張るのだろう。地元の方に尋ねてみると、以下3点挙げられた。
①気候がいい
確かに心地よい冷たさと、程よい乾燥具合だった。しかも降雨量が少ないらしい。納得。
②県が積極的
キャンプ設備を県が整えている。誘致成功と言っていいだろう。今の県知事もこういうPRには長けているのではないか。
③かつての逃げ道?
宮崎県はかつて源平の時代に壇ノ浦で敗れた平氏が逃げて来たところらしい。山が多く、分かりにくいそうだ。宮崎県には神話も多数有り、いろんな伝説が残されている。人目に触れることなく、仕事(スポーツ)に集中できる環境があると言えるのだろうか。この話はとても興味深かった。


次に印象に残ったのが地元名産品の数々。
宮崎牛、日向夏を始め、宮崎ハマユウポーク、日向地鶏から古くからある冷汁(出し汁の中に豆腐をつぶして御飯にかける)等々沢山有り、とても興味深い。宮崎空港の2Fのお土産コーナーは小さい空港にしてはとても大きなスペースだ。

何故これほど名産品が数多くあるのだろう。地元の方に尋ねてみると、以下2点挙げられた。
①ハネムーンのメッカ
宮崎県はかつて新婚旅行のメッカで日南海岸等多数のカップルが訪れたという。お土産産業(観光業)が古くから栄えた。
②県が積極的
地元住民と協働でいろんな産品を開発している。今の知事が地鶏の人気復活キャンペーンに精を出していることからしても裏付けられる。

県が頑張っているところとそうでないところで差がつくのだろうか。そういう面から「知事」の大事さも感じた出張だった。

最後に焼酎。夕食時の「黒霧島」から沢山の芋焼酎を飲ませてもらった。茶色いウイスキーの味のする焼酎も有り、その数は何百種類もあると言われた。有名な霧島だけでも黒、赤と種類に別れるらしい。その人に合わせた焼酎を出すお店でとても面白かった。しかも安い。1本1,000円前後。物価も安く、一品の量も多い。飲み食いしても3,000円で満足だという。東京の焼酎はどうしてこんなに高いのだろうと疑問に思った。プレミアムがつきすぎている!最近のプレミアム商品志向にはちょっと反対したくなった。
# by kang.rong | 2007-02-28 20:42

シドニー滞在

ニューカレドニアの帰りにシドニーに立ち寄った。豪州初上陸だった。何事も初めてなものに対する緊張感、その印象は一生味わえないものなので貴重だ。

ルート
QVB(Queen Victoria Building)→Myer→Sydney Tower→Darling Harbor→Circular Quay(Opera House、Harbor Bridge)→Rocks→Mrs Macquarie’s Point

①QVB、Myer
世界一美しいと言われるショッピングセンターQVBに入ってみたが、確かに華麗な装飾で豪華であった。けれども、余り惹かれるものは無く、寧ろ対面にあるMyerの方が実用的な感じがした。
シドニー滞在_c0037197_12382840.jpg

②Sydney Tower、Darling Harbor
シドニータワーから見る景色は確かに綺麗かった。シドニーは海が入り組んだ地形で近くにビーチもある。自然の地形をうまく利用した街を感じた。Darling Harborもとても綺麗。One Sideがレストランで、その対面がショッピングセンター。シドニーはショッピングセンターがとても多いと感じた。

③Circular Quay
オペラハウスとハーバーブリッジに近く、船が出ている。オペラハウスとブリッジを海から見る為、船に乗ろうと考えたが、自分の足で見て回ることにした。

④Rocks
Old Sydneyを堪能できるスポット。歩いているとBarが沢山あり、ギネスビールやワインを片手に談笑している人が沢山いた。とても雰囲気がいい。
シドニー滞在_c0037197_12384839.jpg

⑤Mrs Macquarie’s Point
最後はマッコーリーズ岬に行った。ここはオペラハウスとハーバーブリッジを一望できるポイント。最後を締めくくるにはここが一番いいと思った。
シドニー滞在_c0037197_123919.jpg

ほんと、綺麗な街だった。美しい街ってこういうことを言うんだな。美しい国を目指す日本も参考にすべきだと思う。。
# by kang.rong | 2006-12-11 12:39

ニューカレドニア滞在記

ニューカレドニアはオーストラリアの北東部に位置し、南東から北西に掛けて400kmある小さな島。日本を含め多くの観光客が訪れる為、観光業が栄えると共に、資源も豊富にある国。フランス領で公用語はフランス語。人口は約25万人、民族構成はメラネシア人が40%強、ヨーロッパ人が40%弱。

ホテルはメリディアンに滞在した。とても綺麗なホテルだった。
ニューカレドニア滞在記_c0037197_1851380.jpg

又、別の海岸を散歩したが島の周りが珊瑚礁で、本当にResort地。
ニューカレドニア滞在記_c0037197_18511445.jpg

Resort地という一面を持ちながら、もう片方で資源も豊富な国で有名で、ニューカレドニア全体が赤土で出来ている。土に栄養が無い為か、背の高い木が生えていない。シダ植物系が多かった(貴重な種らしいが)。又、動物もあまり存在していない。オーストラリアに近いので固有種がいるかと思いきや、国鳥にもなっているカグーという飛べない鳥以外はあまりいないそうだ。
ニューカレドニア滞在記_c0037197_18512543.jpg

フランス領ということも有り、料理はとても美味しい。フレンチレストランが至るところに存在している。エスカルゴ、フォアグラ、海鮮(牡蠣、蟹)は特に美味。ワインもフランス本国から関税無しに輸入されてくる為安い。ボルドー産が多く、1本1000円くらいから気軽に飲める。コーヒーはニューカレドニアで栽培されており、とても美味しく妻にもお土産をもらった。
ニューカレドニア滞在記_c0037197_18513639.jpg

観光業と資源業はトレードオフの関係にある。自然に魅了されて観光客はやってくるのであり、その自然を開発する資源業は当然環境破壊の非難を受ける。然しながら、資源業の経済効果は大きく、止めることは出来ない。又、同国はフランス領であることからフランス本国との政治的関係もあまり良くなく、環境保全活動を選挙の票集め(Reputation活動)に利用され、本当の環境保全活動がされているかも疑問の感がある。

例えば、ニューカレドニアではごみの分別は無い。瓶だろうが、ペットボトルだろうが生ごみだろうが皆一緒に捨てる。又、ヌメア市内の工場も煙をモクモクと上げている。新規の建設反対運動は確かにAppealingであるが、先ずは身近なところから環境保全意識を持つべきなのではないかと感じた。
# by kang.rong | 2006-12-06 18:52